草原の椅子

草原の椅子〈上〉
草原の椅子〈下〉
宮本輝 著
先日、西荻窪に行ったときに、旅の本屋のまどに立ち寄った。最近、書店で見かける「旅本」で興味をそそられるものがほとんどないので、この本屋に少し期待していたが、残念ながら収穫はなかった。
それでもやっぱり何か「旅」を感じるものを読みたい…というわけで、最近読んだのが、この小説。登場人物は、最後にタクラマカン砂漠からクンジュラブ峠を越えてフンザへと旅をする。
登場人物とは年齢も性別も環境も全く違うけれど、旅することに命さえも懸けてみたいという衝動には共感するところがあり、読み応えのある小説だった。
▲やはりフンザは旅人の憧れ。
「草原の椅子」の中で『東洋でもない、西洋でもない、ここは本当の意味での異国だ』
という表現があった。確かに。



























