
「暮しの手帖」と言えば、私にとっては"母の読み物"。
その母の読み物を、私も先日初めて買った。
「
暮しの手帖 2009年 08月号 [雑誌]
」
そして、母に「私も『暮しの手帖』を買う年齢になったよ」と報告。40代でよく読んでいたという母は、いつの頃からか買わなくなったと言って、最新号のページをなつかしそうにめくった。
「『すてきなあなたに』っていうエッセイまだあるかしら?あれが好きだったの」と言う母。レシピがあったり、暮しの中の出会いがあったり、いろいろな話題で毎回読むのが楽しみだったそう。真ん中辺りにそこだけ黄色い紙面になっている「すてきなあなたに」を私も読んでみて、納得。そして、さっそくその中にあったコーティングサラダを作ってみた。エッセイに書かれている通り手早く出来て美味しかった!
「
すてきなあなたに
」は単行本ですでに5冊発行されている。
暮しの手帖編集部から出版されている「
おそうざいふう外国料理
」も母のバイブル。私はこの赤いチェックの表紙を見ただけで、何品もの母の手料理が思い浮かぶ。年季の入った母のこの料理本は今、新婚の妹のところへ。
こんな風に母娘で読み(使い)継いでいけるのも、「暮しの手帖」が雑誌と言えども、決して雑に作られていないから。広告ばかりで内容の薄い雑な雑誌の多い中で、貴重な雑誌だ。
ちなみに、magazineの語源はアラビア語で「倉庫」という意味のmakhzan。つまり「知恵の倉庫」ということ。明日実家に行ったら、母が捨てずにとってあるというバックナンバーを見せてもらうことにした。古い"倉庫"で、暮しの知恵を発掘してみよう。
読み応えのある「暮しの手帖」だけど、なかなかゆっくり時間をとって読むことができない人には、「
暮らしのヒント集
」。